動物福祉について

動物福祉とは

動物が肉体的・精神的に充分健康で幸福であり、環境とも調和が取れていること

国際的に定められている5つの自由

 

1.飢え渇ときからの自由

  • その動物にとって適切かつ栄養的に十分な食物が与えられていますか?
  • いつでもきれいな水が飲めるようになっていますか?

2.不快からの自由

  • その動物にとって適切な環境下で飼育されていますか?
  • その環境は清潔に維持されていますか?
  • その環境に風雪雨や炎天を避けられる快適な休息場所がありますか?
  • その環境に怪我をするような鋭利な突起物はないですか?

3.痛み・傷害・病気からの自由

  • 病気にならないように普段から健康管理・予防はしていますか?
  • 痛み、外傷あるいは疾病の兆候を示していませんか?
    そうであれば、その状態が、診療され、治療されていますか?

4.恐怖や抑圧からの自由

  • 動物は恐怖や精神的苦痛(不安)や多大なストレスがかかっている兆候を示していませんか?
    そうであれば、原因を確認し、的確な対応が取れていますか?

5.正常な行動を表現する自由

  • 動物が正常な行動を表現するための十分な空間・適切な環境が与えられていますか?
  • 動物がその習性に応じて群れあるいは単独で飼育されていますか?
    また、離すことが必要である場合には、そのように飼育されていますか?